クラビットの症状別服用期間

2019年08月02日
落ち込んでいる男性

クラビットは抗生物質(抗菌薬)の代表薬としてよく知られていて多くの感染症に対して有効だとされています。
抗生物質は適応症が予め決められていて、これは薬が効果を発揮しやすい病気のことです。

皮膚の感染から肺の感染までかなり幅広い感染症に対し効果があり、治療が出来る感染症は多数あります。

ニューキノロン系抗生物質の代表格であるクラビットは大変たくさんの場面で使われていて、次のような良い所があります。
グラム陰性桿菌(GNR)に強くてグラム陽性球菌(GPC)に対しても効果があり、緑膿菌という特殊な菌にも有効で性病の原因となる淋菌とクラミジアに対して有効です。

他にも抗酸菌(結核など)にも効果がある飲み薬です。

クラビットは成人だと1回500mgを1日1回服用しますが、服用するときの飲み物により作用に影響が出ることがあります。
水かぬるま湯で服用するようにした方が良いです。

元は1回100mgを1日2回から3回服用する方法でしたが、濃度によって細菌への作用に変化が出る抗菌薬で、複数回に分けて摂取する方法だと作用が不十分になって薬に抵抗出来る耐性菌が発生しやすくなることがわかっています。

そのため1回の服用量を増やし濃度を高めることで細菌への効果も高めています。
医師の判断により症状の度合いによって内服量の増減もあり、そのときも指示がない限りは分割して服用しないで1回で飲むことが大切です。

クラビットは症状により服用期間が変わり、使う感染症により服用期間も変化します。
例えば膀胱炎に使うときは5日間から7日間の服用、クラミジア感染症に使うときは1週間から2週間の服用と症状により差があります。

細菌が完全に除去する前に服用を止めると症状が再発してクラビットが効かなくなることもあります。
使うときは医師に相談してから、症状による服用期間を確認して服用するのが重要です。

また、勝手に治ったからといって止めることはしないで飲み切ることも必要です。

症状によって服用期間が変わる理由

クラビットには有効成分が500mg含まれたタイプと250mg入ったものがあり、500mg入りなら1日1回の服用で大丈夫ですが250mg入りは1日に2回の服用が必要です。
内服薬なため服用するときも熱すぎず冷たすぎずの常温の水で飲むのが一番おすすめです。

オレンジジュースやパイナップルジュースなど柑橘系のジュースで飲んだりする人もいますが、副作用を最小限に抑えるために薬の服用は水が基本です。

クラミジアの治療で飲むときは大体の人は、1週間ぐらい服用を続けると完治に近い状態になります。
症状によってもう1週間薬を服用することもありますが、クラミジアは1週間から2週間程度の治療で完治することが殆どです。
症状が酷いときは完治までに時間がかかることもあり、その時は1週間以上治るまでに時間がかかることもあります。

薬を飲み始めると直ぐに症状が治まったときでも、医師の指示に従い薬は最後まで飲み切るようにします。
自己判断で薬の服用を途中で止めると、病原体に耐性が作られてしまい抵抗が強くなります。

最後までしっかりと薬を飲み切ることで早期に完治することに繋がり、感染症と上手に付き合っていくポイントです。

クラビットは基本的に全て飲み切る薬で、実際500mgだとかなり強い抗菌剤なため症状が直ぐに収まってしまいます。
ただ、途中で止めると再発を起こすことが多く、3日目まで飲んで症状が軽くなってきたとしても完治させるには最後まで飲んでいくことが重用です。

抗菌剤や抗生剤は必ず処方された分は飲み切るようにして、例えば膀胱炎ならそれを起こしている細菌を全て除去できる期間分を医師は処方します。

副作用を心配して中途半端に飲むのを停止すると、細菌を全て除去出来ないで、今度はクラビットに抵抗を持った耐性菌を作る原因になります。
膀胱炎は腎盂炎から腎不全を起こして人工透析の原因にまでなる恐ろしい病気なので、治療するときも完全に薬を飲んで治さないと後で再発などを起こしてもっと悪化する危険もあります。

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