ジスロマックのジェネリック、アジーとは
2019年09月29日アジーとはジスロマックの後発医薬品、いわゆるジェネリックと呼ばれるお薬です。
後発医薬品とは、先発医薬品の特許が切れてから販売される薬のことで、一定期間が経過しなければ、先発医薬品の後発品を販売することは禁止されています。
ジスロマックの特許が切れたことで、登場したのがジェネリックのアジ―なのです。
ジスロマックもアジーも同じアジスロマイシンを主成分としており、同様の効果と安全性が確認されています。
ジェネリックは先発医薬品より薬価が低いため、効果がないのではないかと思い敬遠される人も多く、ジェネリックへの不信感があるのは事実です。
しかし、ジスロマックは数ある薬の中でも薬価が高めに設定されており、処方されると3割負担の人は薬代が高くなります。
ある程度の日数分が処方された場合には、結構な金額になり、驚く人もいるほどです。
同じ効果が期待できるのであれば、ジェネリックを使うのも賢い選択と言えます。
ジスロマックはマクロライド系の抗生物質で、病原菌のタンパク合成を阻止することで抗菌作用を発揮します。
皮膚感染症や呼吸器感染症、尿道炎に子宮頸管炎などの感染症治療のほか、歯科治療でも用いられます。
歯科医院で抜歯や膿を出す切開処置の後、症状が比較的重い場合に処方されることが多いのが特徴です。
骨盤内炎症性疾患についてはアジスロマイシン注射薬を使った治療も行われます。
ジスロマックの使用方法は通常1日1回、3日間毎日同じ時間に服用します。
3日間服用することで、抗生物質の効き目は1週間持続するところがジスロマックの最大の特徴です。
なぜこのような使用方法になっているかというと、抗生物質によっては、人によりお腹がゆるくなったり、吐き気がするなどの副作用が現れるケースが考えられます。
したがって1日3回、毎食後に服用する使用方法が守れない人がいるので、ジスロマックは1日1回の服用で良いため、胃腸の弱い人にも使用できるお薬なのです。
ジェネリック品アジーならではの特徴
アジ―はジスロマックと同じアジスロマイシンが主成分ですので、製造方法も先発品のジスロマックと変わりません。
ジェネリックだから製造方法が簡易で、副作用があるのではという心配は皆無です。
むしろ安価なアジーを処方箋薬局で調剤してもらうことで、お薬代がかなり安く抑えられるメリットがあります。
高価なジスロマックの方が効果が高くて、安価なアジ―は効果がないということはありません。
アジ―は確実に細菌を死滅させることが出来る、高い効果を持っていることはしっかりと実証されています。
医薬分業の法改正により、病院の窓口で診察代を払った上に、処方箋を持参した先の薬局でも高額な薬代が請求されることも多くなりました。
家族の多い人や、子供にかかる医療費を節約したい人にはぜひおすすめしたい使用方法です。
また、アジ―はペットにも使える抗生物質で、忙しい人や一人暮らしで動物病院になかなか連れていけない人が常備している薬でもあります。
しかしながら、ペットにも副作用が現れることが十分に考えられますので、動物病院を受診して服用させても良いかどうか相談してください。
アジ―は通信販売でも手軽に購入することが可能です。
ジスロマックを通信販売で購入すると、おおむね1箱2500円ほどかかりますが、アジーなら2000円程度になり500円の差が出てきます。
つまり、アジ―を安価に購入できれば、医療費削減につながるわけです。
主成分のアジスロマイシン含有量によって、250mg・500mg・1000mgの3種類があります。
まずは病院を受診し、その後自分の症状に合った含有量のアジ―を通信販売を利用して安価に購入することを検討するのも良いでしょう。